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今っていったい何期?閑散期にできること
2024年04月26日
繁忙期の1~3月が終わり、不動産物件の方も4月はお問い合わせもだんだんと少なくなってきました。
少なくなってきたからといって、問い合わせがくるまで待っているだけではいけません。
物件が最も動かない閑散期と言われる(6月)7月~8月に向けて、今からしっかりと対策しましょう!!
【閑散期に向けてできること】
(6月)7月~8月の閑散期は、“できるだけ退去者が出ないようにすることが大切”です!
では、具体的にどのような取り組みをすれば良いのかというと・・・
①入居条件を見直す
閑散時期に物件を探している人との契約チャンスを逃がさない為には、他の物件に負けない工夫が必要です。
例えば、外国人の方お断りの物件でも、この時期だけは入居条件を緩和し、外国人を受け入れてもいいかもしれません。
外国では日本とは違い9月入学の場所もあるので、7月~8月に学校を卒業し、9月に日本へ就職に来たという人が増えます。
外国人の方が日本で部屋を借りることは難しく、多くの大家さんが外国人を断っているのが現状です。
しかし、逆を言えば一度入居が決まると、外国人は長期間住んでくれる傾向にあるため、空室リスクは低くなるというメリットもあります。
しっかりと家賃保証会社へ加入してもらう事。また事前に滞在資格・入居予定人数なども確認し把握することでどのような人が住むのか、どのような仕事についているのか分かります。
自分の国と日本との生活スタイルが違うのは当たり前だと思います。多言語で書かれた日本の入居ルールを渡す事により、理解してくれます。
②フリーレントを導入する
フリーレントとは、一定期間の家賃を免除(無料)して、入居者に貸し出すことです。フリーレントの期間は、1ヶ月~最長で3ヶ月がほとんどだと言われています。
最初の1ヶ月間家賃が無料ということは、入居者からするとかなりお得です。
大家さんからするとフリーレント期間中は、家賃収入を得ることはできませんが、フリーレントがおわった段階で家賃収入を得ることができます。空室のままで収入がないよりも、フリーレントでも入居してくれる人を見つける方が、長い目で見るとメリットがあると思います。
フリーレントであれば、賃料そのものを下げる必要もありません。
③広告宣伝費の積み増しを行う
広告宣伝費のことを”AD”とも呼び、仲介手数料とは別に不動産会社にこのADを謝礼金として支払います。
ADを積み増すことで、物件を探している人に優先的に自分の物件を紹介してもらうことができます。
閑散期だからといってあきらめるのではなく、早めに上記のような対策を打つことで早く入居者が決まります。
長く空室にして収入が減るより、その時だけの収入減により入居者を獲得する方が断然お得です。
物件によってどのような対策をとるかは違うと思います。
どの対策が物件に合っているのか、一緒に考えましょう(*^^*)