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子どもの数よりペットの数?ペット可物件の需要🐶🐱
2023年12月05日
近頃テレビでペットの特集をしている番組を多く見ます。
コロナ過で犬・猫を飼い始めた人、また飼っているが数を増やした人は約3割増。今は子どもの数より犬や猫の数の方が多い時代になっています。
昔に比べペット可(ペット相談可)の物件が増えてきてはいるがまだまだ多くないのが現状です。
ペット可物件のメリット・デメリット
ペットを飼い始めた人が増え、ペット可の物件が少ないのなら入居者募集中の物件はどの物件もペット可にした方がいいのではないかと思いますが、ペット可にする事によりメリット・デメリットがそれぞれあります。
【ペット可物件のメリット】
①最大のメリットは、既にペットを飼っている層・これからペットを飼いたいと思っている層に向けてアピールが出来る
②ペットがいると次の引越し先を探しにくくなる傾向もあり、入居期間も長くなるので空室にならない
ペット可(ペット相談可)と書いているだけで、アピールが出来ます。またペット可物件が少ないので、次の引越し先を見つけるのが困難という事から入居期間も長くなります。入居期間が長くなると貸しているオーナー側にも嬉しいですよね。
【ペット可物件のデメリット】
①管理上の問題が増える
②部屋の壁や床等が傷つく、ペットの臭いがついてしまうことにより原状回復に費用がかかってしまう
原状回復が一般の物件以上にかかってしまうことが多いので、敷金・礼金を通常より増額でもらう、また賃料を増額するなどの費用確保が必要です。
他にもペットを飼っていない入居者様からクレームを受ける可能性もあります。現状住んでいる方にも配慮が必要です。
《ペット可物件へ変更する際に気をつける事》
既存の物件を「ペット可物件」として新たに募集する場合、気をつける点があります。
◎どのようなペットが飼えるか明確にする
ペットと言っても様々な種類があり、ペットの種類によって想定されるリスクも異なるので、飼育できる種類・大きさ・頭数などはっきりした条件をつける必要があります。
◎原状回復条件を明確化する!!
退去時の原状回復費について入居者様にどこまで負担してもらうのか。契約時に特約事項を設けてはっきりと決めておくことで退去時にトラブルになることを防ぐことが出来ます。
◎既存入居者様への配慮が不可欠!!
ペット可物件に変更したい場合は、既存入居者の賃貸条件に気を配り準備期間をきちんととる必要があります。
なぜなら現在入居している方は、ペット不可という特約を結んだ上で、この物件に住む人はペットを飼えないという事を前提で入居しているからです。全ての入居者様の同意を得る必要があります。承諾を得ないままペット物件可に変えると大きなトラブルになりかねないので、必ず全員から承諾を得ましょう。
ペットの種類は多様化し、単身でペットを飼う方も増え、ペット可物件の需要が高まっています。しかし、ペット不可物件をペット可物件にするのは様々なハードルを越えなければいけません。オーナー様・入居者様とのコミュニケーションが必要だと思います。
子どもの数よりペットの数が多い時代だからこそ、ニーズに合う物件が求められそれに合わせていかないといけないのではないのかなと感じます。
ペットも家族です。安心して生活していただけるよう精一杯ご紹介させていただきますので、ぜひご連絡下さい(*^-^*)