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神戸市の取り組み ~銭湯の魅力~
2024年04月18日
先日、家のお風呂が壊れてしまい、リフォームすることになったんですが、10日間お風呂が使えないということで銭湯へ行くことになりました。
小さい時に祖父母と家の近所にあった銭湯へ一緒に行ったなぁと思い出しながら(家の近所の銭湯屋さんはなくなってしまったので)銭湯の場所を調べていると、神戸市は銭湯事業のサポートをしていることを知りました。
〈銭湯 入浴料金の据え置き支援〉
一般公衆浴場(いわゆる昔ながらの「銭湯」)は、住民の保健衛生に役立つことから誰でも利用できるように、物価統制令によって都道府県ごとに入浴料金の上限が定められています。
ところが、昨今の燃料費などの高騰により、2023年2月から兵庫県での上限が450円から490円に引き上げられ、料金の値上がりにつながることから、神戸市では2023年3月から差額分の40円を支援しています。
これによって当面の間、利用者はこれまでの料金で入浴できるという訳です。(神戸市内の一般公衆浴場34施設)
〈地域子育て入浴割引(銭湯利用促進事業)〉
大人と子どもで銭湯を利用すると子ども(年度末の2025年3月31日時点で18歳以下であり、神戸市在住に限る)の入浴料金が無料になります。
さらに子ども一人につき、大人一人の通常料金が半額(450円が220円)に割引となります。
これはお子さんがいるご家庭の方にはとても嬉しい割引ですね!!
なんとこの割引特典の利用対象は「大人と子ども」なので、“親子” “祖父母と孫”に限らずいろいろなシーンで活用できるのがポイントです☝
事前の申し込みが必要ですが、とても良い取り組みだと思いました。(神戸市内31箇所の一般公衆浴場に限る)
昭和時代には全国で一万8,325軒もあった銭湯ですが、実家風呂の普及により入浴者数が減少し、現在では多かった時の一割に減ってしまいました。
神戸市のこの取り組みは、事業の手助けになり、また子育ての支援にもなり、街の活性化にも繋がる。
ここ数年でレトロブームやサウナの人気が一気に加速し、これをきっかけに銭湯にじわじわハマる若い人達も増えてきています。
このブログを読んで久々に「銭湯」へ行ってみようという気になった方や、あまり「銭湯」に馴染みがなくても行ってみたいと思っていただけたら嬉しいなと思います☺