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台風の補修費用って誰がもつ?

2023年08月24日

先日の台風7号、みなさん大丈夫でしたか?

私は、雨も風も強かったので一日中家の中にいましたが、電気や水道が止まってはいけないと思い、色々と対策をしました。

台風が多くなるこの時期によく、“賃貸で台風の被害を受けたらどうすればいいの?”や“入居者が補修費用を負担するの?”などの質問をいただきます。

今日は、台風の被害は誰が補修費用を負担するのか、被害にあった時はどうしたらいいのかをお話していきたいと思います。

家具や家電(家財道具)については火災保険。室内の床・壁や窓ガラスの被害については大家さんの負担になるのが一般的ですが、入居者が負担しないといけない場合もあります。

入居者が費用を負担する場合はというと・・・

入居者が補修費用を負担するのは、故意過失が原因による被害です。

例えば、台風が近づいていることが分かっていたにも関わらず、窓を開けっぱなしにしていて家財道具や壁紙など汚れてしまった時等が挙げられます。

このような故意や過失がある場合は保険が下りない可能性があります。

大家さんや火災保険が補修費用を負担する場合はというと?

大家さんが費用を負担する場合

建物全体の設備の被害や窓ガラスの破損、室内の壁紙や床の被害を負担するのが一般的です。

・火災保険が適用される場合

入居者に故意や過失がないときの家財道具の補修費用は、火災保険が適用されます。(ただし、保険会社や契約内容によって対応が異なったりします。一度確認しておきましょう。)

では、被害にあってしまったらどうしたらいいの?

台風による被害を受けてしまったら、早めに保険会社と管理会社へ報告をしましょう。

被害発生時に報告せずそのままにしていうと、退去時に補修費用を敷金から差し引かれる可能性があります。

また、費用負担のトラブルを避けるために被害の記録と状況を細かく報告しましょう。写真など撮っておくと良いですね!!

これから9月にかけて台風が日本へ接近することが多くなります。

日頃から予防をしつつ、もし被害にあってもどう対応すべきか、ぜひ活用してください。